『ことばの相談室』徒然

ことばやコミュニケーションについて心配や気になること、お子さんに聞こえの問題があり子育てに不安がある、発達全般について心配がある・・・などなど、国家資格を有するカウンセリングサロンです

チャーミングなフランスマダム

数日前は暑かったのに、昨日から雨降りで寒くなりましたね。

 

以前、<ビックリ! フランスの子育て>というお話を書きました。そのお話の第二弾でフランスでの出来事。

 

フランスに住んでいた時、年齢を聞かれたことが全くと言っていいほどありませんでした。年齢を意識しないお国なのでしょうね。なので日本に10年ぶりに帰ってきて最初面食らったのは、年齢を聞かれることでした。そうだった、そうだった、日本では直ぐに年齢を聞かれるんだった、と思いました。さて、私は趣味でフランス料理の教室に月1回程度通っていました。その教室でおかしなことがありました。そうそう、そのおかしなことの前に、フランス人ってまな板を使わないで料理をするのです。玉ねぎのみじん切りは器用に手に持って。パセリのみじん切りはコップにパセリを入れてハサミでチョキチョキ。

その料理教室にコックを目指している日本人男性が参加していました。なかなかハンサムな男性で、その料理教室に通っているフランス人熟女達に大モテでした。可笑しかったのは、ある日、料理教室に通っているフランス人のおばあさんが、その日本人の男性に「ねぇ、〇〇(男性の名前)。見てくれる?」と言って、履いてきた赤い網タイツをスカートのすそをチラッとめくり上げ見せてくれたのです。これには教室中で大笑い。冗談ですけれどね。でも何てチャーミングなんだろうと思いました。あとで分かったことですが、そのおばあさんは80を超えていました。すごい!

何歳だからこう、何歳だからこうあるべき、という感覚がない国なのです。

 

そうそう、日本に戻ってきてもう一つ違和感だったのは、「〇〇くんのママ」と言われたことでした。向こうでは名前で呼ばれていたので、最初は慣れなくて、なんか自分がなくなってしまったような感じがしてカルチャーショックでした。さて、犬を飼ってまたまたカルチャーショックだったのは、「〇〇(犬の名前)くんのママ」と呼ばれたことでした!うっそ〜!わたし、犬、産んでない!とビックリ。その話をフランス人の友人に話したら大笑い。でも、今では慣れて、「〇〇(犬の名前)くんのママ」と言われて、「はーい、そうです。」と返事をしている私がいます。アハハ!

 

下の写真は秋になると1度は必ず作るフランス仕込みのビーフブルギニオン。牛肉の赤ワイン煮。フランス人の大好きな牛肉を国の誇りの赤ワインで煮込んだもの。本当はブルゴーニュワインを使うのですが、ブルゴーニュは高すぎて料理には勿体無いので使わず、安いワインで代用。安いワインでも美味しくできますよ。もし、レシピを知りたい方はご連絡くださいね。

 

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