『ことばの相談室』徒然

ことばやコミュニケーションについて心配や気になること、お子さんに聞こえの問題があり子育てに不安がある、発達全般について心配がある・・・などなど、国家資格を有するカウンセリングサロンです

偏食がある子

先日テレビで、食事に問題がある発達障がいの子ども達の話題が放送されていました。こういうことが話題になるのはすごく良いことです。というのは、発達障がいがある子で感覚に過敏があり、食事が進まない子が結構いるからです。

白いご飯しか口にしない子、納豆ご飯しか食べない子、ある特定のメーカーのパンしか受け付けない子。

私たちが感じている以上に、見た目や食感、食べた時の音や匂いに敏感だということです。

その番組の中に出てきていた男の子は、揚げ物の衣がまるで針で刺されるように痛かったと言っていました。私たちとは感じ方が違うのですね。

広島市の療育センターでは一人一人の特性に合うように給食の調理の仕方を変えたり、何がこの給食の中に入っているのかを絵カードなどで説明したりしているそうです。その地道な取り組みのおかげで偏食が改善した子がたくさんいるとか!

この療育センターでの取り組みが冊子になるようです。