好きこそものの上手なれ
先週、公園にカマキリがいました。カマキリを見るとある男の子とのエピソードを思い出します。
以前担当していた発達に遅れのある男の子。公園にみんなで散歩に行った時、偶然カマキリを見つけ、それからカマキリに興味を持つようになりました。
興味があること、好きなことを見つけられるととっても良いですよね。そこから色々なことが広がっていく可能性があります。
個別指導の時、カマキリが好きだというのを聞いていたので、一緒に折り紙でカマキリを作ったり、色々なカマキリの画像を一緒に見て、そこからカマキリの名前を調べて平仮名を書いてみたりしました。
お家でもカマキリのお話は続き、カマキリの写真を見ながら絵を描いてみたり、図書館で図鑑を借りたりしていたようです。お母さんもよく付き合っていて本当に素晴らしいな、と感心したものです。
そんなこんなでその男の子は色んなカマキリをよく知っていました。ある日、聞いたこともない名前のカマキリを言うので、本当にそんなカマキリいるのかなぁ〜?と調べてみると本当だ!いたいた!
カマキリの絵も最初描いたものより、1年後にはパワーアップ。とっても上手に描けるようになっていました。
好きこそものの上手なれ。本当ですね。
懐かしいな。あの子、どうしているかなぁ。今頃、昆虫大好き博士になっているかも知れない。ゾロ目くんに引き続き、思い出深いお子さんのひとりです。